他の部位のしびれ
足のしびれ以外の部位のしびれには『手の指先のしびれ』もあります。手の指先がしびれる場合、『手根管症候群』である場合が多いです。
手根管症候群についてよりも先にまず手根管からご説明しますが、手根管とは手のひら側の手首にある靭帯と骨で出来たトンネルのようなもので、その中を神経と指を曲げ伸ばしする筋肉が通っています。そしてこの手根管の中を通っている神経や筋肉が何らかの原因で圧迫され、指先のしびれや痛みを引き起こしてしまう病気が手根管症候群なのです。
もし手根管症候群になってしまったら、その症状はまず手の指先のしびれから始まります。そして徐々に手のひらにまでしびれの範囲は広がっていき、病状が進行すると夜も寝られないほどのしびれと痛みが出てきてしまいます。また手根管症候群のしびれは、夜間に症状が出てくる場合が多く、眠っていたのに手のしびれで起きてしまった、なんてこともあるようです。
またこの病気の特徴として、手の甲はしびれない、という点があります。そしてこの病気は腱鞘炎と間違えられやすいのですが、腱鞘炎は手首が主に痛むのに対し、手根管症候群は手の指がしびれ&痛むので、痛む部位をきちんと判断できればどちらの病気かはすぐわかります。
では手根管症候群になってしまった場合の治療法ですが、症状が軽い場合は手首の手根管がある部分をサポーターやテーピングなどで固定し、症状が緩和されるかどうかを見ます。そうしてもまだ痛みやしびれがある場合は、鎮痛剤や消炎剤などの服用もします。もしそれでも治癒できない、手根管症候群の病状が進んでしまい手の筋肉の衰えが見られる場合は手術もありえます。
ですのでもし手の指のしびれが見られた場合は、できるだけ早く適切な病院へ行き治療を受けましょう。しびれのせいで夜眠れなくなるのは辛いですよ。